研究会誌『現代人間学・人間存在論研究』

『現代人間学・人間存在論研究』第一期 第四号

特集 存在の波止場

  • 『現代人間学・人間存在論研究』発刊によせて(再録) PDF
  • 『現代人間学・人間存在論研究』第四号のための序(上柿崇英/増田敬祐) PDF
  • 〈生活世界〉の構造転換と〈自己完結社会〉の未来―〈無限の生〉と〈有限の生〉をめぐる人間学的考察(上柿崇英) PDF
     はじめに 1.本論におけるこれまでの到達点 2.生活世界〉の構造転換と〈自己完結社会〉の成立 3.人間の未来と〈有限の生〉 おわりに―筆を置くにあたって 【補論】残された課題としての〈文化〉への問い     
  • 存在の耐えきれない重さ―環境における他律の危機について(増田敬祐) PDF
     はじめに 1.存在の耐えきれない重さ 2.疎外と自律 3.他律の危機 おわりに     
  • 波打ち際の大聖堂―計算に引き寄せられる世界のメディア論(吉田健彦) PDF
     はじめに―存在することへの不安 1.メディア技術の環境化 2.テクノデモクラシー 3.別様の在り方 おわりに―存在の波止場で
  • 『現代人間学・人間存在論研究』第一期を終えるにあたって(上柿崇英) PDF

 

『現代人間学・人間存在論研究』第一期 第三号

特集 信頼のゆくえ

  • 『現代人間学・人間存在論研究』発刊によせて(再録) PDF
  • 『現代人間学・人間存在論研究』第三号のための序(上柿崇英) PDF
  • 人間的〈関係性〉の構造と〈共同〉の成立条件―「ゼロ属性の倫理」と「不介入の倫理」をめぐって(上柿崇英) PDF
     1.はじめに―これまでの議論の到達点と本号の課題 2.〈関係性〉の人間学 3.人間存在における〈共同〉とその条件 4.〝手がかり〟のための総合的な考察 5.おわりに―「有限の〈生〉」を生きるということ     
  • この私を繋ぎとめるものは誰か―存在論的ノイズによる原初的共同性の基礎づけ(吉田健彦) PDF
     はじめに―現代人間学の構築 1.除去可能性ノイズと存在論的ノイズ 2.他者原理の基礎づけ 3.デジタル化される生命観 おわりに
 
 

『現代人間学・人間存在論研究』第一期 第二号

特集 人間をふちどることについて

  • 『現代人間学・人間存在論研究』発刊によせて(再録) PDF
  • 『現代人間学・人間存在論研究』第二号のための序(上柿崇英) PDF
  • “人間”の存在論的基盤としての〈環境〉の構造と〈生〉の三契機―環境哲学と〈生〉の分析からのアプローチ(上柿崇英) PDF
     1.はじめに―「理念なき時代」における〈生の自己完結化〉と〈生の脱身体化〉 2.人間存在と〈環境〉 3.人類史的観点における「人間的〈環境〉」の構造転換 4.「人間的〈生〉」と「〈生〉の三契機」 5.〈社会的装置〉とはなにか 6.おわりに
  • 環境と存在―人間の学としての人間存在論のための試論(増田敬祐) PDF
     はじめに 1.現代に問われる「きょうどう」という難問 2.環境とは何か 3.環境倫理学における人間存在の把捉の方法論的展開 4.動態による再帰的了解 おわりに
  • 粘土板から石英ストレージへ―無限と永遠を問い得る場についての存在論的/メディア論的分析(吉田健彦) PDF
      はじめに 1.フレームワークの構築 2.デジタル化とその属性 3.世俗的造物主 おわりに
 
 

『現代人間学・人間存在論研究』第一期 第一号

特集 われわれはいかなる時代を生きているのか

  • 『現代人間学・人間存在論研究』発刊によせて PDF
  • 『現代人間学・人間存在論研究』第一号のための序(上柿崇英) PDF
  • 現代人間学への社会的、時代的要請とその本質的課題―「理念なき時代」における〈人間〉の再定義をめぐって(上柿崇英) PDF
     1.はじめに 2.「理念なき時代」の〝時代性〟 3.「理念なき時代」における〝人間の未来〟 4.人間学の〝神話〟と「自立した個人」のイデオロギー 5.現代人間学と「〈人間〉の再定義」のために
  • 時代に居合わせる人間と思想―〈存在の価値理念〉についての人間学的考察(増田敬祐) PDF
     はじめに 1.〈むら社会的近代国民国家〉批判と〈存在の価値理念〉 2.〈むき出しの個人〉の誕生 3.人間が存在するとはどういうことか?  おわりに
  • すべてが技術化するこの世界で他者はなお畏怖され得るのか―現代情報‐技術社会の病理と救済について(吉田健彦) PDF
      1.とある一日の素描 2.存在論 3.自己基底における他者原理 4.差角 5.必然的異常社会 6.組み合わせ主義を超えて 7.終わりに――我々はいかなる時代を生きることになるのか